看護研究に役立つ分析ツール→基本統計量の使い方

量的研究では、集めたデータの内容にもよりますが、データの内容を示す必要があります。

対象者35名で身長は179cm±7.9cm、体重は78kg±10.7kgだった。

論文などを読むとよく書かれている表現です。
excelであれば、関数を用いて計算をすることも可能です。
ただ、関数を使うのが苦手という方には分析ツールの基本統計量がオススメ。

基本統計量って何??

平均値や中央値、標準偏差などの総称です。
量的研究では、統計処理を行う前の段階としてデータの性質を読み取る手段として行われています。
excelでは、個々の関数を用いて計算することも可能ですが、分析ツールを使うことでより簡単に一括して求めることができます。

excelでの基本統計量の出し方とは??

メニューの「データ」→「データ分析」を選択すると、分析ツールが出てきます。

分析ツールから選ぶ


分析ツールの中には、ヒストグラムを作成する機能やt検定を行う機能も含まれています。
今回は、「基本統計量」を選択します。

設定する項目


次の画面を1つずつ見て行きたいと思います。

入力範囲

まさにそのまま。データを入力した範囲を選択します。
もし、最初の行や列に個人突き合わせ用の番号などを振っているなら、そこは選択しないようにしましょう。

データの方向

列:1人分のデータを横に入力して行った時、つまり、質問項目が1番上に並んでいる時に使います。
行:1人分のデータを縦に入力して行った時、つまり、質問項目が1番左に並んでいる時に使います。

先頭行をラベルとして使用

質問項目を1番上or1番左に入力している時にチェック。

出力先オプション

結果を表示する場所を「出力先」、「新規ワークシート」、「新規ブック」から選びます。
出力先:データ入力したシートと一緒のシートに表示したい場合や複数の結果を1つのシートに表示したい場合に使います。
新規ワークシート:基本的にはこの設定でOK。新しいシートに結果を表示します。
新規ブック:現在のファイルとは別の新しいファイルを立ち上げ、そこに結果を表示します。

4つのオプション

下4つのオプションは、統計情報にだけチェックすればOKです。

基本統計量の結果の見方は??

結果をどんな感じで表示される??


このような形で、各質問項目に対して平均や中央値、標準偏差などが一覧で表示されます。

結果をもう少し細かく見てみよう??

少し拡大して項目を見て行きたいと思います。

まとめ

今回は、量的研究で役立つexcelの分析ツールの使い方についてご紹介しました。
excelの関数を使った方が、いろんなことができますが、簡単にできる点では分析ツールを使ってみるのもいいかもしれません。
Let’s enjoy nursing research!!

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