これまでやってきた研究をご紹介

看護研究についていろいろ書いてるけど、どんなことしてきてん??
と言われそうなので、簡単ですが、今までやってきた研究を紹介してみたいと思います。
個人情報があったり、いろいろややこしいのでかなりごまかしてます。

男性看護師の研究ってどんな風に変わってきたの??

これは大学の卒業研究でした研究。看護系の大学ですが、社会学、特に女性支援やジェンダーを専門にする先生に指導してもらいました。

着想

もともとは男性看護師の研究についての文献研究についてまとめるつもりでした。
しかし、文献を読んでいると、いろんな結論があるし、対象やテーマもいろいろ。
なら、男性看護師研究と一口に言ってもどんな風変わってきたのかを調べたら面白いかもというのがきっかけです。

内容

医中誌で文献を抽出し、できる限り集めました。
集めた文献から年代や対象、結論を抽出しまとめました。まとめたものをカウントして検討しました。

結果

結論としては、

  • 男性看護師という特殊な存在
  • 男性看護師と女性看護師の比較
  • 男性という区別と専門性

という3つの期に分けて検討しました。
最初は、男性看護師という女性の職業に入ってきた特殊な存在という見方で、女性看護師や女性患者からみた男性看護師という点で分析されていました。
その次は、男性看護師という存在を受け入れつつ女性看護師との違いが検討されていました。
そして、最近では、そもそも看護師は専門職なのだから男女という性別は大きな要素ではない、という観点で語られることが多くなっています。

感想

自分がこうして研究について語ることができるのは、卒業研究でしっかりと指導を受けたことが大きく影響しています。
指導教官が他の先生に比べ厳しかったのは事実ですが、だからこそ、研究を体に覚えこませることができたんだと思います。

看護必要度を頑張って記録してるけど残業との関連は??

看護になって2年目にした研究で、のちにパートになった家庭持ちの先輩と夜勤専従の先輩と3人でした研究です。
今考えるとかなり好き勝手にさせていただいたと思います。

着想

当時、医療改定で所属していた病院でも看護必要度が必須となりました。しかし、不慣れなこともあり、かなり時間を要していたんです。また、必須とは言え、何に役立つかわからない状況ではやる気も起こりません。
そこで、当時、長かった残業時間を看護必要度で説明することができないか検討することにしました。

内容

看護必要度以外に患者数や入浴、入退院などできる限りのデータを集めました。また、残業時間はタイムカードからデータをとりました。
分析は、excelにデータを入力してRで分析。重回帰分析で影響要因の特定を目指しました。

結果

重回帰分析では、投入する要因を変化させながら検討しましたが、明確に関連する要因は抽出することができませんでした。
理由としては、収集したデータの種類が多かったことやデータの変動幅が大きいことと思います。

感想

初めてRを使った研究です。当時はRstudioを知らず、素のRを使っていました。
統計に関してはいろんな本を読んでいましたが、今ほど理解できず、なんとなく使っていたレベルです。
今、同じ研究をしたらまた違う結果が得られるかもとも思います。
研究発表会には、心臓血管外科のDrがいたんですが、そのDrに

「統計を用いたこのような研究に取り組むことはいいこと」

と言われたのを今でも忘れません。

さっさとやめちゃう人がいるけど長い人もいる。その違いは??

2年目から時は立ち、6年目くらいになったとき、看護研究のチャンスが回ってきました。

着想

当時、自分が不思議だったのが、若手の退職(転職)が多い一方で、長く勤めている人も多いという矛盾でした。
そこで、先行研究に既存の質問紙を加え、検討を行いました。

内容

収集したデータは、退職計画があるか、今の職場に満足しているか、自分のキャリアについてどのように思っているかです。
回収したデータをRで分析しました。
分析は先行研究に沿って行いましたが、一般化線形混合分析という回帰分析の発展版のような手法を使ってみました。

結果

結果としては、働きやすいと思っている人はやめないけど、キャリアについて高い志向を持っている人は退職計画を持っているという結果でした。キャリアを伸ばしたい人は他の病院に移ろうとするけど、働きやすさなど他の要因を重視する人はやめないということです。

感想

某学会にも発表しましたし、いろんな勉強ができた研究だったと思います。研究メンバーもすごい人たちだったです。
これをきっかけに、学会参加にもハマりましたし、その話はまた今度。
Rstudioにどハマりもしました。R沼といってもいいと思うんですが、あれもしたい、これもしたい状態でやばかったです。

最近新しい研究方法が流行っているけど実際どうなん??

最後はある新しい研究方法(A分析)についての文献研究です。

着想

A分析は看護研究で流行っている割に、用いた研究の質がひどすぎる(研究の中には書いてませんが・・・)と思ってしてみました。

内容

A分析を用いた研究を集め、年代や対象としたデータの内容などを分析しました。
実態調査なのでExcelのみで割合などの抽出を行いました。

結果

十分に分析していない以上に、基本的な要素が書かれていない研究が多すぎました。
確かにA分析で何を書きましょうというのはあまり提唱されていませんが・・・。

感想

これも某学会に発表しました。内容は書きませんがいろいろと衝撃的なことが多かったです。

まとめ

こうやってみると、「なんでやねん??」と思って始めている研究が多いんですよね。
でも、いろんないい影響を受けることで研究を続けることができているんだと思います。
まだまだ、研究人生は始まったばかりなので楽しんでいきたいと思います。
Let’s enjoy nursing research!!

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